知ってること伝えたい☆楽しいこと聞きたいな、という思いで未知の世界にはばたきます。


by ko_konuts-marry
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日本一の「日の出」

今年の夏、一大決心をして、
はとバスツアーに参加して「一生に一度は富士登山」を試みました。

1ヶ月前から鎌倉のハイキングコースを歩いたり、
1日2時間近く歩き回ったりして少しずつ鍛えてきました。
でも平地を歩くのと登山とは大違い。
個人で登るのは自信が無いのでインストラクター付きのツアーで登ることにしました。

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出発前のココナツ。
高山病(高度障害症)になると、頭痛がして吐き気がして眠くなってしまうそうです。
そうならないためには、とにかく深呼吸をして身体を慣らしていくのが一番だと教えられました。
これでもかというほど深呼吸したり、携帯用酸素ボトルで吸入したりして、
ひどい高山病にならないよう気をつけました。

1日目
5合目から8合目まで4時間ほど歩いて山小屋で食事と仮眠。
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7合目のベンチの刻印と、山小屋ででた「食べる酸素」のサプリメントです。


2日目(?)
夜の11時半頃から、8合目から頂上目指して出発です。
昼間と違ってと防寒着を重ねます。
夜空の星がきれい!天の川が見え、オリオン座に手が届きそうでした。

でも、8合目から9合目までは、頭痛もしたし、岩場が歩きにくいし、
つらいことばかり考えて、
「もう・・・・リタイヤしちゃおうかな」と何度も考えましたが、
ここで踏ん張らねば!、
頑張らねば!
と自分自身に言い聞かせ、何とか4時間かかって
・・・・頂上に!!!!!!

東の空が薄紫に染まってきて、いよいよ日の出です。
目の前にあるのは 
遮るものが何も無いところに、全てのものを支配下においたように
茜色に染めて 悠然とおごそかに顔を出してくる太陽。
登場とともに山頂には日の丸が掲げられ、
オーケストラで「富士山」の曲が流れます。
その曲が終わりかけると、
太陽は全てのものに光を与え、そして感動を与えてくれました。
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この時のために辛い思いをしてきたのだ。。
来て、、、、、本当に良かった~~~!!


    








よ~く頑張ったけど、、辛い苦しいことも書いておこうと思います。

ツアーのインストラクターは女子学生でした。
この時すでに今シーズン20回富士山に登っているベテラン(?)です。
皆のペースを考えながらゆっくりと歩いていく彼女の すぐ後をついていくと
歩きやすく登っていけました。

8合目までは何とか人並みについていけました。
インストラクターは全員と「バンザイ、バンザイ、バンザイ」した後、
「明日は今日の3倍きついと思ってください、
ですから具合の悪い方は決して無理をしないでください」とのダメだし。
3倍きつい~~~!??それって、想像のつかない辛さで~~す!
山頂はあきらめた方がいいのかな??同行者と顔を見合わせます・・・。
でも、辛いの登山だけではありませんでした。

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山小屋は確か4階建てだったです。ココナツたちには3階があてがわれました。
そこは2段に区切られたスペースに畳が敷かれ、寝袋が等間隔に置いてありました。
膝立ちすると天井に頭がぶつかり、寝袋に包まった身体を動かすと隣の人にぶつかる。
ただじっと腕を身体にくっつけた形で寝なくてはならないのです。寝返りも打ちにくい。

この中で着替えもできない・。その日は顔を洗うどころか歯磨きもできない。
トイレは小屋の外にあるから暗くなったら一人では行かれない・・・・。
もう兎にも角にも、寝るっきゃない!!!!!!
「おやすみ!」zzzzzzz



夜中の11時に起床。。。
頭がかなり痛みます。「頭痛と吐き気と眠気」は高山病の症状です。
・・・・・『頭痛がひどいから上にはいけない・・・。』って言っちゃおうかな??
でも頭痛は自分だけじゃない、、、まして一人ここに残されるのは嫌だし・・・・・。

結局厚着をして外の集合場所で、
インストラクターに引きつった笑顔で「頑張ります」と挨拶。


帽子の上に懐中電灯を備えて、自分の足元を照らします。
頂上までそのライトの列が続いているのが見えます。
ネオンのようにどこまでも繋がっていました。
登山ラッシュです。
人の渋滞で、しばらく足場の悪い場所で踏ん張って待っていなければならない時もあります。
山の低い気温が体温を奪います。
立ち止まっている時は、できるだけ深呼吸をして待つことにしました。

山小屋は8合目かと思ったら、上に「本8合目」があります。
8合目から本8合目まで何度も休んで登りました。
同じ8合目と呼ばれるのにどれだけ離れているのよ~~。
8合目まで登ったと喜んでいたのに更に本当の(?)8合目は更に上にあるなんて・・・。

9合目からは大きな岩を乗り越えていきます。
足を高く上げる動作の連続でした。
足を前に出すのがこんなに大変になってくるとは・・。
でももう戻れない。。。
一歩、、また一歩足を出すしかない。。。また一歩、一歩・・・・・・。

もう限界、もう足が出ない、でも後もう少し、もう少しでこの動作をやめることができる。
やめる時ができたら頂上だ。この動作をやめられるまで頑張ろう・・。
もうすこし、もう少しと言い聞かせて・・・・・


ついにヤッター!
着いた~~~!もう足を高く上げなくて良い。
嬉しい~~~!

離れ離れだった同行者にも無事再会。


日の出は最高!
頂上で刻印をしてもらって、あったか~いココア(本当は熱くて手で持っていられなかった)
を少しずつ飲み、山小屋でもらったジャム付きパンを食べました。

頂上には神社があり、お土産が売られたり、小屋ではラーメンが食べられます。
味噌ラーメンや豚汁の注文に店員さんたちは追われていました。

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郵便局ではがきを出そうと思っていたのですが、
郵便局は20分くらい離れたところの頂上にあるそうです。
とてもそこまで歩く気にはなれません。第一今は朝の5時。まだ開いてません。
そこで、山小屋の人に預けて出してもらうことにしました。
富士山頂の消印が押されるんです。






人の渋滞で、頂上に着くのが予定より遅れたため
日の出までの時間が少なくなってしまいました。
1時間もいないうちにすぐに下山することになりました。

下りは滑りやすく、軽い石がごろごろしているところを
膝に力を入れ、踵で地面を踏んで、
ずっと同じ調子でただひたすら足を動かします。
時々ズルッと滑ってみたり、砂に足をとられて転びそうになったりと・・・。
休憩が待ち遠しい~~。

真っ白な雲の下に緑の木々が見えます。
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北アルプス、甲府盆地、河口湖、山中湖、丹沢と
見渡すことができました。
景色は良いけど、顔も身体も砂だらけ。マスク着用しました。

6合目までは同じ砂地をひたすら降ります。
もう膝が痛くて足を出すのが辛くなってしまいました。
8合目を過ぎたあたりで、インストラクターが見かねて
ココナツの腕を抱えてしばらく降りてくれたかと思うと、
荷物を持ってくれました。更にもう一つの荷物がインストラクタの腕に・・・。
荷物が重いと感じて降りていたわけではないけど、
背負うものがなくなると、それまでより楽に足が出るようになったので
遠慮なく荷物を持ってもらうことにしました。。。。ありがとう。。。
「毎回3つくらい荷物を持って降りています。
私は皆さんに無事に下山していただくことが役割ですから。」
と笑って言ってくれるのです。たいしたものです。

6合目まで下ると、傾斜が緩やかになり、
砂地でなく土を踏みしめることになったので、
荷物は自分で背負い下りていきました。
4時間歩き続けて、5合目にやっと着きました。

苔桃のアイスクリームをほおばり、
「よく登ったね~~!!」
「よくやったね~~!!」とお互い笑顔でたたえあいました。

お土産屋さんの中をブラブラしていると間もなく
バスの発車時間です。
バスの中では皆ぐったりとしてzzzzzzzzzzz、zzzzzzzzzzz、zzzzzzzzzz

山中湖の近くの温泉「紅富士の湯」に連れて行ってもらい、
全身リフレッシュすることができました。
お水やお湯を思いっきり使えるって、
      し・あ・わ・せー~~~~~!
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by ko_konuts-marry | 2007-08-13 11:04 | 感謝